教会設立の経緯

 創立は今から63年前、1957年3月15日です。この日、仲地利子姉を中心とした人々が、日本ホーリネス教団に教職者を要請し、その応えとして水口虎三牧師夫妻が派遣され着任されたのです。仲地姉は、戦中のホーリネス宗教弾圧の火を潜って来た人で、戦後の歩みにおいてホーリネス教会設立を待望されていたのでした。翌1958年、瀬尾弘志師夫妻が遣わされ、早々更に翌年1958年5月26日に新会堂を献堂するに至りました。それは、仲地姉の夫君喜曽兄の「沖縄に愛の教会を建てる」との遺志によったもので、私財が投入されたのでした。 瀬尾師によって、教会の基礎が据えられ発展をしました。1981年高橋秀夫師夫妻が赴任され、教会は安定し、更なる発展を致しました。2004年、高橋師は病の為療養中でしたが召されると言う大きな試練を通りました。2005年、高橋師ご次男の高橋誠師夫妻が赴任されました。先生は、若者伝道に腐心され、また、将来に向かって新会堂の必要を感じ、ビジョン委員会を立ち上げ、新会堂建築の備えを始められました。 2011年、東日本大震災直後、荒井道夫師夫妻が赴任しました。9年間を経て、現在地に念願の新会堂を献堂するに至り、2020年1月19日献堂式を行いました。2022年4月荒木功牧師夫妻が赴任し、現在に至っています。

 

 

教会のビジョン

 建てられた新教会のコンセプトは「聖泉―主に仕え、地域に仕える教会」です。

 

教会の立地が那覇市の中心にあり、地の利を生かした働きを模索しています。また、会堂が新築されたことを機に、その可能性を生かした教会形成と宣教に取り組もうとしております。新会堂は3階建てであり、1階は25台前後止まれる駐車場。3階は、青少年の為のスペース。2階が礼拝堂や交流のスペースで、そのスペースをカフェと呼んで地域に開かれたものにいしようとしています。


教会の現状

 礼拝においてみ言葉に聴くという基本姿勢が養われています。祈祷会も多くの出席がある方だと思います。次世代に信仰を引き継ぐことにおいて課題があることを自覚しています

 

教会の特徴

 「四重の福音(新生・聖化・神癒・再臨)」を旗印にして、愛唱聖句は、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事につて感謝しなさい。」(第一テサロニケ5章16-18節)です。そのため、教会そして各人が試みにあっても、明るく、前向きで、生き生きと生きる集まりとなることを願い歩んでいます。

 


ホーリネス那覇教会で開かれた信徒大会のイメージキャラクターのゆいです。私もお迎えします。


捧げる詩

  小すずめ

              沖縄県 泰 正子

  わたしは小すずめ市場では

  2羽で1アサリオンで売られています

  怖くて悲しくて辛くて

  ピーピー泣いてばかり

 

  夕やみ迫るころ

  その人はやって来て

  巾着からなけなしの金

  2アサリオンを台の上に置いた

  売れ残りの1羽はおまけにと、

  5羽を買い取って助けてくれました

 

  わたしはオマケの小すずめ

  いのちを買い取って

  助けてくださった

  その方の名まえを知りません

  小さな街の教会の

  窓辺の木の上で

  うたっています

   活かされて(、、、、、) 生きる(、、、)しあわせ(、、、、)

  嗚呼(  ああ)

  わたしのいのちを買い取って助けて

  彼(  か)の方に捧げる賛美(う た)

  いのちのかぎり賛美(う た)続けましょう

                アーメン

(信仰誌「百万人の福音」20215月号に掲載)


フォトギャラリー:教会のあゆみ