新しい会堂が完成しました!

 

新しい会堂が完成しました。主のよき訪れをあまねく伝えるべく、こころ新たに皆奉仕に励んでいます。


献堂式にあたりご挨拶   那覇教会牧師 荒井 道夫

 那覇教会新会堂建築のプロジェクトは、遡ること20年前、21世紀に入り、新世紀のプロジェクトとして立ち上げたのではなかったか。会堂の老朽化や駐車場不足の課題が当初から深刻であったことと思う。
 この20年来の願いと夢と志を引き継いで、遂にここにその実現成就である新会堂を目にすることが出来ました。何と驚くべきこと! 神の溢れる御恵みと関係各位の御熱意とご努力とに対し、深く感謝するものである。
 
 ①完成した新会堂が与える印象の一つは、階段ステップがとても低く上りやすいと言う事で、「やさしい」との言葉を耳にする。少しでも、広く多くの方々をお迎えする教会として、そうありたいと心から願っている。
 ②また、東京、大阪より正月帰省をした人の言葉では、「前の会堂と印象が重なり、思い起す」と言われていた。礼拝堂正面の十字架を初め、備品に関しては、従来のものを使用していることがある。また設計者の方が、以前の会堂の良さを知っていて下さることも大いに影響していると思われる。これからもよい伝統を引き継ぎたいものである。
 ③また、新会堂の外観や礼拝堂の様子が広く知られ始めていて、その反応としては、「きれいな教会堂、美しい教会堂」との評を多く頂いている。聖書に「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」(伝道者の書311節)とある。主なる神様ご自身が美しい方であることを心に留めて、一層励んで行きたいと思う。
 次に、今日の栄えある献堂に際し、与えられて心に留めている聖句を御紹介したい。それは、当教会のこれからの進み方をも示していると思う。私たちが、真実に主なる神様を礼拝できますように。多くの方々がここに慰め救いをうけることができますように。地域に仕え喜ばれる教会でありますように。どうか引き続きお祈りとご協力の程をお願申し上げたい。
  ① 献堂の記念石として刻んだ聖句。「イエス・キリストは『王の王、主の主』」(黙示
1916節)
  ② 献堂感謝の記念品として記させて頂いた聖句。「主此に在す」(しゅここにいます)
(エゼキエル書4835節文語訳)
③ 献堂の新聞広告掲載(去る112日付け)にあたっての聖句。「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」(詩篇305節) 
 今日ここにご臨席下さったすべての皆様方の上に、遠く離れ、集うことが出来なかった仲間の教会と兄弟姉妹の上に、豊かな主なる神様よりの祝福がありますように


 

「クリスチャン新聞7月号」に掲載されました!